今日はちょっとパターについて、わたくしの思うことを書いていこうかと。
パターが苦手な方のヒントになれば幸いです。
ラウンド時のパット数の目標は必要?
わたくしはパット数は記録してるものの、このスタッツ(統計)で目標を立てたことは一度もありません。
何故かって?無意味だと思っているからです。
考えてみてください。同じホールでも何打目にグリーンに乗せたかでカップまでの距離が大きく違いますよね。
プロゴルフのスタッツ(統計)で最も重要視されているのは『平均パット数』ですが、あくまでパーオンした時のパット数で計算されているものを重要視します。まあ、プロの場合はパーオンするのが基本ですからラウンド平均も参考にはなるのですが…
例に挙げますと、極端な話になりますが、以下は全て同じ『81』のスコアです。
①パーオン率100%で、パット数45パット。
②パーオン率50%で残りはボギーオン、パット数36パット。
③パーオン率0%で全てボギーオン、パット数27パット。
①は大きいワングリーンのコースでグリーンが難しいトーナメントコースなどをラウンドした時にありがちなケースです。
②はハンデキャップがシングル付近の方でパットが苦手な方にありがちなケースですかね。
③はグリーンがやたらと小さいコースで寄せワンが多発(18ホール中9ホール)するケースです。
何が書きたかったのかというとパットの『数』での目標など必要ないと…わたくしは思うのです。
大きいグリーンの難しい位置に乗せてしまったら3パットでも良し、パーオン率が高ければ、カップまでの距離が自然と長くなるので40パットでも良しとしちゃいましょう。
パットの『数』で自分にかけているプレッシャーを減らしてみましょう!
勘違いしないで、課題や目標は別のところに!
パターは適当で良いと言ってるのではありませんよ。あくまで『数』ではなく、また、カップに入ったかではなく、自分の狙った位置に打てているかどうかが重要で、分析するならそういった観点で分析した方が良いです。
グリーンの読みはラウンドするコースやその人の経験値、天気、時間帯など様々な要素で刻々と変わります。読みが外れて、入らなくてもパットを狙ったところにしっかり打てたなら、それは自分を評価してあげてください。逆にミスパットでもカップに入ることは多々あります。そういった不確定要素で構成された積み重ねの数値にこだわって一喜一憂しても仕方がありません。
練習で自信を付けることが一番大事!
始めたばかりの方でも羨ましいぐらいパットが上手い人いますよね。
センスは抜きとして、2つの要素があるんだと、わたくしは分析しています。
まず、そこまで細かくスコアを気にしていないところ。アベレージゴルファーだと「これが入れば、バーディー!」なんて時は強く打って3パット…やらかしますよね。。。そんなこと気にせず、黙々と狙った位置にボールを打つことだけ考えてラウンドしたら意外に良いパットが打てると思います。
あとは初心者には怖さがないことですかね。速いグリーンや傾斜のあるグリーンを経験していると失敗した時の記憶が片隅にあるので、下りのパットで大ショートなんて…こともありますよね。。。
やはり何より重要なのは、練習して狙った方向に打ち出すことに自信を持つことです。これに自信が持てたら、ショートパットは強いです。
パットはショットと違い調子の波が少なく練習の成果が必ず出ます!
グリーンの読みや距離感は経験の差やセンスが関係してくるので、簡単にはいきませんが、『狙ったところにまっすぐに打つこと』は反復練習でどうにかなります。
是非極めて、パターを猛練習して自信を付けてください!
距離感なんてわからない…という方は試してみて!
朝の練習グリーンでパットする前に右手でボールを狙った位置に何度か転がしてみてください。その感覚でパットを打つと意外と距離感があってきます。最近ではほとんどやらなくなりましたが、わたくしも昔は良くやっていて、これで距離感は掴めた気がしています。
片山晋呉選手もパットを打つ前に右手で転がすイメージをルーティーンでやっているのを見かけますので、試して損はないと思います。
わたくしの大きな分岐点!試す価値あり!!!
『ボールを、横に真っ二つに割ったところをパターのソールで打ってみる!』
これは何かで得た情報を自分で試してみたのです。
(すみません。うる覚えですが、「ゴルラボTV」だったと思います…)
これを実践してみると完璧に自分にマッチしました!
直接的なメリットとしては、転がりが確実に良くなります。
もう一つは、インパクトに集中できるといった間接的なメリットが挙げられます。
わたくしの中では間接的なメリットがかなり大きく影響していて、これに集中することで、余計な迷いがなくすんなり打つことができるようになりました。
これを知ってからテレビ中継でPGAツアーのトッププロのパットに注目してみると、ほとんどの人がこのインパクトになっていて目からウロコでした。。。
プロの場合はアッパー軌道でトップスピンをかけるイメージがたまたまそういう風に見えるのかもしれませんが。。。
マッチするかは別として、これは是非試してみてください。
本当はライバルには教えたくない情報です…(笑)
ご清聴ありがとうございました!
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