2000~2009年に「SANKYOレディースオープン」が開催されていた『赤城カントリー倶楽部』のご紹介です。本コースで最後となった2009年大会には宮里藍選手が優勝していますね。歴代優勝者の写真がゴルフショップの壁に飾られているので、懐かしい選手を眺めてみてください。
コースは赤城山に近く標高400メートルの丘陵地に立地されながら山岳コースではなく、密集された林にセパレートされた林間コースで、典型的なトーナメントコースといった感じです。
情報はあまり周知されていませんでしたが、グリーン上での読み違えが多く、やはり赤城山からの強い芝目も効いたグリーンとなっているのも特徴の一つです。正直なところ、芝目の情報も何かしら欲しいと思いました。
また、長い間トーナメントが開催されていたこともあり、クラブハウスは豪華で各設備も高級感がありました。ホテルが併設されていないゴルフ場でエレベータを見たのは恐らく初めての体験でした。細かい点は最後にご紹介するとして、実際にラウンドしてみて特徴的なホールと攻略方法をご紹介します。
OUT4番のパー4
右サイドに池があり、右ドッグレッグしているミドルホール。ティーショットは確実に池を避けて刻む必要があり、左サイドに突き抜けないクラブ選択が必要です。セカンドショットは距離が残っても良いので、『左サイドに突き抜けない』、『池に入れない』といったティーショットを心掛けてください。
OUT7番のパー5
やや右ドッグレッグでグリーン手前に大きな池があるロングホール。リスクを考えると2オンはほぼできないので、初めから3オンさせるマネジメントが必要です。ティーショットは右サイドが林で、左サイドが予想以上に浅いOBゾーンのため、方向性に自信のあるクラブを選択してください。グリーンを狙うショットも注意が必要で、左サイドは浅いOBゾーンなので気を付けてください。
OUT9番のパー4
左サイドにグリーンまで続く池があるミドルホール。ティーショットは右サイドの林が近いため、確実に池に届かないクラブを選択し、フェアウェイを広く使ってください。なお、右の林に入れた場合は欲張らず、レイアップを選択するのが大叩きしないコツです。
IN15番のパー4
距離の短いミドルホールですが、フェアウェイが途中で切れており、右サイドは林、中途半端な位置にバンカーが密集しています。ティーショットは確実にレイアップして、セカンドショットの勝負を選択してください。
IN16番のパー3
グリーン手前が池、グリーンはバンカーに囲まれたショートホール。比較的距離があり、グリーン奥にもバンカーがあるため、ティーショットはグリーン中央狙いで攻めましょう。
IN18番のパー5
ガードバンカーが効いており、グリーン右手前に池が配置されたロングホール。ティーショットは思い切り、かっ飛ばしましょう!ガードバンカーに入ってしまった時は確実にレイアップしましょう。セカンドショットは、右グリーン時には池がプレッシャーになるため、3打目勝負。左グリーン時は2オン狙いも可能ですので、力まずに勝負です。
他の情報は以下のとおり。
・コストパフォーマンスはまあまあだと思います。
・カートにナビが付いてますが、ピンの位置が大雑把で残念でした。また、コースに設置されている距離表示(小さい木)がわかりづらかったです。
・接客も高飛車なところは一切なく一流な感じでした。印象に残ったのは、お風呂場の清掃係の方が一人一人に「またお越しください」と丁寧に挨拶していて気持ちが良かったです。
・ロッカールームがいくつかの番号ごとに区切られた部屋(個室)になっていて豪華な感じでした。
・お風呂場は個人ごとの洗い場に仕切りもあり、綺麗な感じでした。ただ、アメニティーがリンスインシャンプーで勿体なく感じました。
・食事についてはプラス料金域を充実させているのか?選べるものが少なく感じました。泣く泣く醤油ラーメンを頼みましたが、特徴のない普通のラーメンで残念でした。
・アクセスは北関東自動車道『伊勢崎IC』から約15km、30分程度とインターからは少し離れています。関越道方面からお越しの方は『波志江スマートIC』からの方が距離はありますが、所要時間も25分程度と短く、片道80円ですが、、、少しお得です。
ご清聴ありがとうございました!
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