トータルバランスが取れたコース『寄居カントリークラブ』のご紹介です。
正直なところ、良くも悪くもバランスが取れていて、特筆する点を挙げられないのが残念ですが、ゴルフを純粋に楽しむには最適なコースです。
コースは自然の中に造られた丘陵コースでありながら、フェアウエイは広めで、比較的フラットなホールが多いです。
池やバンカーも要所に設置され、時期によりますが、ラフの長さも戦略性を高めています。なお、バックティーからは7,000ヤードを超える距離もあり、上級者でも十分楽しめます。
また、カートにはGPS機能付きのナビが装備されており、フェアウェイ乗入れも可能(天候による)なため、残り距離などもわかりやすいです。もちろんコンペに最適なリーダーボード機能付きなので、コンペでの利用の際には盛り上がります。
細かい点は最後にご紹介するとして、実際にラウンドしてみて特徴的なホールと攻略方法をご紹介します。
OUT1番のパー4
打下しで左サイドに池が配置された距離のあるミドルホール。
やや左ドッグレッグに見えるため、ティーショットは左サイドに打ちたくなるが、確実に池を避けて右サイドへ打ってください。セカンドショットはグリーン奥にはずすと、左足下がりの難しいアプローチを要求されるため、手前からが安全です。
OUT3番のパー3
グリーン手前に大きな池があるショートホール。
距離はあまりないので、欲張りがちですが、まずは池に入れないティーショットだけを考え、グリーンセンター狙いを心掛けてください。
OUT9番のパー5
ティーショットの落下地点付近が打下し、グリーンまで100ヤード付近から打上げのロングホール。
距離の出る方は2オンが十分に狙え、マネジメントが難しいホール。3オン狙いであれば、ティーショットは力まずセンター狙い。セカンドは左足下がりになるので、レイアップし、3打目でグリーンを狙う。セカンドが2オンを狙える距離なら、球は上がらないので、花道方面から転がって乗せるイメージでショットしてください。
IN12番のパー4
ティーショットの落下地点付近が狭く見えるミドルホール。
ティーショットは自信のあるクラブ選択で真っ直ぐ狙い。フェアウェイに落下すれば、打下しのため、ランで距離が稼げます。セカンドショットは奥のOBが近いので、注意すること。
IN17番のパー5
グリーン手前に池、距離のあるロングホール。
初めから2オンは諦めて、3オン狙い。ティーショット、セカンドショットは池の手前から打つ3打目のグリーンを狙うショットから逆算して、力まないクラブ選択をしましょう。
IN18番のパー3
打上げの距離のあるショートホール。
右グリーンの場合は右サイドのOBに注意。距離があるので、ティーショットは左右のグリーンの間狙いで力まず打ちましょう。寄せワンでパーが拾えれば十分なホールです。
他の情報は以下のとおり。
・コストパフォーマンスは良くもなく、悪くもなく妥当なところだと思います。
・アプローチ練習場があるので、スタート前に是非練習してください。
・アクセスは関越自動車道『嵐山小川IC』から約8km、『花園IC』から約5kmとインターからも近いです。
ご清聴ありがとうございました!
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