過去に関東オープンなどのプロのトーナメントも開催された『岡部チサンカントリークラブ(美里コース)』のご紹介です。
ここでのプロトーナメント開催は1980年に通算2オーバーで青木功選手が優勝した『関東オープン』という大会です(まだ、わたくしが4歳ぐらいなので、調べた結果だけで、内容まではわかりません)。プロの大会でオーバーパーの優勝は最近ではなかなかお目にかかれないですよね。セッティング次第ではいくらでも難しくできるコースということですね。
このコースの特徴としてはやはり難しいグリーンです。グリーンのスピードはラウンドする日によって、変わりますが、グリーン形状が難しさを際立たせています。特に気を付けたいのは意外と思われるかもしれませんが、上りのパットです。下りのパットは傾斜によって速さを感じますが、実際のグリーンのスピードが速くない場合は上りのパットでショートしがちです!
2回目の訪問時は以下の速さでしたが、表示以上に早く感じました。
季節にもよりますが、ラフも結構伸ばしている印象です。わたくしも実際、何でもないところのラフでロストしましたし、仲間達も何球かロストしていたので、気を付けてください。
フェアウェイはティーショットを打つ時は広く見えるのですが、落下地点だけ狭くなっていたりするので難しく感じます。
なお、総距離はやや長めで程良く、池やクリークのハザードは少なめです。バンカーは良い位置に配置されています。
実際にラウンドしてみて特徴的なホールと攻略方法をご紹介します。
OUT4番のパー5
フェアウェイは広く伸び伸びとしたロングホール。グリーンに近づくにつれ、難易度が増す。ティーショットは思い切り、グリーンを狙うショットについては、奥のOBが近く厳禁、バンカーも深いため、得意な距離を残し、グリーンセンター狙いが、攻略の鍵です。
OUT6番のパー3
ティーの位置によりますが、距離が半端ないです。コースガイドの距離ですと、レギュラーティーで230ヤード。手前で良いと割り切ってリラックスしましょう!
※わたくしが実際にラウンドした時は205ヤードでした。
OUT9番のパー4
両サイドにフェアウェイバンカー、左サイド奥には林があり、右サイドはさらに狭く感じます。また、Aグリーンの時は左ドッグレッグになり、右サイドに打つ必要があります。このホールは距離が短いので、ティーショットの方向性が全てと言っても過言ではありません。飛距離は必要ないので、方向に自信のあるクラブでティーショットを打っていきましょう!
※わたくしがラウンドした時はBグリーンでしたので、難しくはありませんでした。
IN10番のパー5
グリーン手前に松の木が配置され、左右のグリーンがセパレートされているロングホール。フェアウェイは広いが、左サイドは隣のホールへと下っているため、右サイド狙い。グリーンまでは緩やかに下っており、松の木に近付きすぎない位置へレイアップする。右グリーンの左奥は傾斜がきつく、グリーン外まで転がり落ちるので、要注意!
IN13番のパー4
距離が短いですが、右サイドに池、左サイドはOBとティーショットにプレッシャーがかかります。また、Bグリーン時は右ドッグレッグとなり、池越えのセカンドショットになります。このホールも飛距離より、方向性を重視し、距離が残った場合は無理せずに3オン狙いに切り替えましょう!
IN17番のパー3
谷越えの打ち下ろしの短いショートホールです。距離もないため、短いクラブでピンを狙いたくなるホールです。欲がある時は必ず力みが入ります。リラックスして、まずグリーンに乗せることだけに集中しましょう!
他の情報は以下のとおり。
・クラブハウス、練習レンジは岡部コース側にあり、美里コースはバスで3〜4分ぐらい移動します。レストランはそれぞれのコースにあります。美里コース側にアプローチ練習場もあります!
・クラブハウスは山の頂上にありゴルフ場って感じではありません。
・建物や受付は一般的な感じです。
・PGM系列なので、Tポイントカードでチェックインできます。
・美里コースはOUTの数ホール、INの最終ホールで異臭がありました。気にならない程度…と言いたいところですが、匂いが気にならないとは言えません…
※2回目の訪問(冬場)では匂いを感じませんでした。
・コストパフォーマンスは個人的には少し割高に感じますね。コースの状態は良いので、難しいコースがお好きな方や上級者向けのコースですかね。
・アクセスは東京方面からですと、関越自動車道『寄居スマートIC』から5km程度とインターからの距離は近いです。逆方面ですと『本庄児玉IC』から9km程度です。
ご清聴ありがとうございました!
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