ティーイングエリアからグリーンがブラインドになっているホールが多く、戦略性に溢れ、感性を必要とされる『埼玉国際ゴルフ倶楽部』のご紹介です。
平日コンペの特典として先着1コンペ限定ですが、12名以上20名まで、埼玉・東京の関越自動車道沿線であれば、高速料金のみの負担でバス送迎してくれます。利用した時に条件にあてはまったようで、わたくし自身、送迎バス初体験のゴルフとなりました。行きも帰りも運転がないととっても楽ですね。
コースはアップダウンのある山岳コースになっており、ブラインドホールが結構多かったので、初めてラウンドするには難しいです。ただ、フェアウェイが広いホールもいくつかありました。距離は短いので方向性に自信があり、マネジメントが上手い方は良いスコアも出るのかなと思います。なお、南コースはスタートホールまでひと山越えるぐらい、遠いので、スタート時間の10分前ぐらいに前に向かう必要があります。暑い時期だったので、向かっている間に一汗かいてしまいました。。。
実際にラウンドしてみて特徴的なホールと攻略方法をご紹介します。
※南コースをラウンドしたので、更新しました(2020/9/8追記)。
※各コース、ホールを追加しました(2022/8/23追記)。
東コース1番ホール(486ヤード パー5)
グリーンが見えないやや右ドッグレッグで打下しのロングホール。
ティーショットは右サイドのOBが近いため、左サイドにティーショットするのがベストルート。飛距離の出る方はドライバーだと左足下がりのライまで飛んでしまうので、230ヤード付近を目安に刻むのが安全策。
セカンドショットはかなり打ち下ろしており、距離的には届いても、グリーン奥のOBがかなり近いため、手前がベスト。
東コース2番ホール(363ヤード パー4)
左サイドのOBが近く、ロングヒッターは、270ヤード付近にある左サイドの池が気になるミドルホール。
ティーショットは左サイドのOBラインが浅いため、右サイドの傾斜狙い。ラフが深い季節は落ちてこない可能性もあるが、良しとしよう。
セカンドショットはやや打ち上げで砲台グリーンのため、感覚よりやや大きめのクラブで攻めよう。
個人的にはボギーで十分な苦手なホール。
東コース4番ホール(147ヤード パー3)
打下しのショートホール。
左サイドのOBが近いため、グリーンとサブグリーンの中央方面に攻める。打ち下ろし分は1クラブ下のクラブで良し。
東コース5番ホール(284ヤード パー4)
距離はないが、グリーン手前に大きなバンカーが配置されたミドルホール。
グリーン手前にバンカーが配置されているため、セカンドショットで得意な距離を残すティーショットで攻める。チャンスホールなので、しっかりとしたマネジメントを!
東コース8番ホール(150ヤード パー3)
左サイドのOBが浅く、谷越えのショートホール。
左サイドのOBが近いため、グリーンとサブグリーンの中央方面に攻める。奥に付けると下りで難しいアプローチが残るので、縦距離は大事に。
東コース9番ホール(399ヤード パー5)
距離はないが、全体的に打上げになっているロングホール。
ティーショットは右サイドOBが近いため、左サイドのフェアウェイ狙いで攻める。セカンドショットは見た目より打上げているため、2番手ぐらい大き目のクラブでグリーンを狙っていこう。グリーン手前にはバンカーや大きな木も配置されているため、距離がぎりぎりの場合はレイアップの方が安全策。身の丈にあったマネジメントを!
西コース1番ホール(147ヤード パー3)
右サイドに池が配置されたショートホール。
右サイドの池はあまり気にならないが、ショートホールのスタートなので、まずは方向性を重視して手前から。奥に付けるとグリーンの傾斜がきついため、アプローチが難しい。
西コース5番ホール(309ヤード パー4)
左ドッグレッグで距離のないブラインドのミドルホール。
ティーショットはショートカットを欲張らず、フェアウェイ中央にしっかりと刻むこと。グリーンは横長でかなり大きいので、ピンの逆サイドに乗せた場合は3パットも仕方なし。
西コース6番ホール(289ヤード パー4)
ワンオンも狙えるミドルホール。グリーン周りはバンカーに囲まれ、グリーンは左右の2段グリーンになっているため、注意が必要。
ティーショットはドライバーが得意な方はワンオンにチャレンジするのもありだが、自分の得意距離を残すティーショットが得策。セカンドショットはピンの位置している面に乗せたいところだが、右サイドにピンが切られている場合は、右サイドのOBが近いため、センターを狙っていこう。
西コース8番ホール(314ヤード パー4)
左ドッグレッグでグリーンの見えない短いミドルホール。
ティーショットはドライバーだと、左へ突き抜ける可能性があるため、レイアップを推奨。距離の出るクラブを使用する場合は左サイドの斜面を狙っていこう。
セカンドショットは打ち下ろしており、奥もOBのため、1クラブ短めのクラブ選択で安全に!
西コース9番ホール(468ヤード パー5)
ブラインドがどこまでも続き、グリーンがなかなか見えないロングホール。
ティーショットは欲張っても仕方がないので、自信のあるクラブで右サイドの斜面に沿って打つ。
セカンドショットは届きそうな距離でもグリーンは見えないため、残り100ヤード付近の的付近に確実にレイアップする。
グリーンを狙うショットは左サイドのグラスバンカーが大きなトラブルを誘発するため、右サイド手前から攻めることを徹底する。
南コース3番ホール(336ヤード パー4)
右ドッグレッグでグリーンの見えないブラインドのミドルホール。
ティーショットの選択肢はひとつ。200ヤード付近のフェアウェイにレイアップしよう!
欲張ってグリーン方向にショートカットすると、うねうねとしたラフからのセカンドになるため、注意。
レイアップが成功すれば、セカンドショットはショートアイアンもしくはウェッジでグリーンを狙えるサービスホールに様変わりする。
南コース7番ホール(367ヤード パー4)
右サイドにフェアウェイバンカーが連なり、それより右は1ペナが浅い。左サイドには3本の大きな木が配置され、ティーショットが難しいミドルホール。
ティーショットはやや左目を狙って、1ペナだけは避けていこう。
セカンドショットはグリーンが奥からの傾斜が強いため、手前から攻めていこう。
南コース8番ホール(469ヤード パー5)
ブラインドホールでセカンドショットは大きく打ち下ろしている短いロングホール。
ティーショットはフェアウェイが狭く、グリーンも見えないため、やや右サイドを狙って力まず打とう。
フェアウェイをキープできたら、2オン狙いも可能。打ち下ろしのため、1クラブ短めのクラブでグリーン右サイドを狙っていこう。
セカンドショットをレイアップしても距離は残らないため、ティーショットが成功すれば、サービスホールと言えよう。
南コース9番ホール(153ヤード パー3)
グリーン手前は池、周りをOBに囲まれた難しいショートホール。
見た目からプレッシャーを感じるティーショットのため、あまり欲張らずグリーンの左サイドぎりぎりを狙おう。
手前が池、奥もOBのため、ここは左サイドからの寄せワンでパーが拾えたら、ラッキーと考えよう!
他の情報は以下のとおり。
・ドライビングレンジも併設されているようです。
・カートにナビが付いており、ホールのレイアウトはおおよそ把握できます。また、スコア入力機能もあり、コンペではリーダーボードで順位がわかるので、盛り上がること間違いなしです。
・『私目土します』プランという企画があり(2020年7月時点)、参加されますと、以下の特典があります。
①平日1.5Rのうち、割増し分の最後のハーフ(0.5R)が無料でラウンドできます。
②ご希望の方にオリジナルグリーンフォークがプレゼントされます。
・宿泊施設も併設されているため、練習ラウンド→宿泊→本ラウンドといったゴルフ漬けのプランも可能です。
・コンペだったからかもしれませんが、帰りの精算の際に全員にお土産が配られました。
(2度目のコンペではお土産はありませんでした。)
・コストパフォーマンスはまずまずです。
・アクセスは関越自動車道『本庄IC』から約17km(25分)とインターからは結構遠いです。
ご清聴ありがとうございました!
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